商号にアルファベット解禁!!
平成14年11月1日から、「会社の名前=商号」の登記にアルファベットなどを使うことが認められるようになりました。
「えっ?今までもアルファベットの会社はあったやん」とお思いの方も多いかもしれません。しかし、例えば「UFJ銀行」「JTB」などなどお馴染みの会社ですが、従来は日本語の表記しか認められていなかったので、登記上は「ユーエフジェイ銀行」や「ジェイティービー」となっているのです。何だかピンと来ませんよね。長ったらしいし、書き間違えそう。でも登記こそが正式名称ですから、正式な文書ではカタカナでこつこつと書かなくてはならないのです。
グローバルに活動する企業が増えるにつれ、アルファベットで表す商号は広まっていますから、登記でもアルファベットを使えるようにという要望は随分前から多かったことと思います。そして、ようやく昨秋認められたというわけです。
同時に、これも今まで使えなかった数字(例えば「21」は「弐壱」や「ニジュウイチ」と登記していた!)や、「&」「-」などの記号も使えるようになり、これまでは考えられなかった商号がどんどん誕生しそうです。
「せっかくそんなに選択肢が増えたのだったら、今の商号を変更したい」とお考えでしたら、どうぞ司法書士にご相談ください。類似商号を調査して、ご希望の商号が登記可能かどうかお答えするでしょう。
今頃、「ユーエフジェイ銀行」は「UFJ銀行」と商号変更を済ましているのでしょうか?ちょっと興味がありますね。(わたしだけ?)